3)ポケモンGOで崖から転落死!
これだけ世界を席巻したポケモンGOですが、
非常に多くの事件やトラブルが起こっています。
日本国内の配信は海外よりも遅かったため、
まず海外の騒乱がニュースで多く報道されました。
原子力発電所の敷地内にポケモンを探しに入って強制退去された人。
ポケモンを探しに他人の家に友達と不法侵入して射殺された人。(1名死亡)
27メートルの崖から海に落ちた人。
川に落ちて亡くなった人。(1名死亡)
ピカチュウを捕まえようと高速道路で車を停めて
10台以上の後続車を事故に巻き込んだ人。
(巻き込まれた車の中にもポケモン運転していた人がいた。)
ポケモン運転で木に突っ込んだ人。
ポケモン運転でパトカーに突っ込んだ人。
そして日本。
日本国内の配信直前には、日本政府から
「ポケモントレーナーのみんなへおねがい」
と言う異例の発表がありました。
実際に日本で配信がスタートすると日本でも同じように騒乱が始まりました。
日本での初の交通死亡事故は徳島市でした。(1名死亡)
この運転手は2人を死傷させたとして、禁錮1年2月の実刑判決が下された。
交通死亡事故2例目は岐阜県土岐市でした。(1名死亡)
警察庁によるとポケモンGOが配信が始まった
7月22日から8月21日までの
1ヶ月でポケモン運転による交通事故が79件あったそうです。
愛知で小学生をはねた死亡事故では、運転手が
運転者のプレーを防ぐ機能を解除して
ゲームを行っていて起こした事故でした。
また、利用者のマナー違反により、様々な場所で使用禁止になっています。
例えば、上野恩賜公園内・不忍池(しのばずのいけ)。
度重なるマナー違反でスマホゲーム遊戯全面禁止になりました。
これまでにも度々モラルに訴えかける掲示が行われてきましたが、ついに
「当境内地(弁天堂)に於ける遊戯はやむを得ず全面禁止となりました」
という掲示が貼り出されてしまいました。
4)ポケモンGOのリスクと対策
ポケモンGOにはざっと挙げると次のようなリスクがあります。
●不適切な場所での利用(住居侵入罪など)
●有料課金の使いすぎ
●ながらスマホの身体的危険(交通事故、転落、転倒など)
●盗撮の隠れ蓑にされる
●やり過ぎによって他の重要なことができなくなる
<特に女性>
●女性や子供の深夜徘徊(強盗、暴行など)
●ストーカー行為に悪用される(ナンパ、声がけなど)
単なる1つのゲームにも関わらず、
本当に多くのリスクがあることがわかります。
当然のことながら、Webの利用全体でいえば、
これとは比較にならないほど多くのリスクが存在します!!
<リスク対策>
●不適切な場所での利用(住居侵入罪など)
許可なく私有地に入ってはいけません。
外国では強盗と間違われて射殺されたケースもあります。
公共の安全な場所でのみ行うようにしましょう。
●有料課金の使いすぎ
熱中すればするほど有料課金を利用したくなるものですが、
一度頭を冷まして後で公開することがないか自問自答してから行いましょう。
●ながらスマホの身体的危険(交通事故、転落、転倒など)
ながらスマホの中でもポケモンGOは夢中で操作している場合が多いため、
最も危険といえます。死亡事故や大けがにつながることもあるので、
決して行わないようにしましょう。
●盗撮の隠れ蓑にされる
ポケモンGOを操作しているのと、写真を撮っているのとでは
体勢が似ているためわかりにくいもの。
そのため、盗撮の隠れ蓑にされる場合があります。
消音になっていると撮られても分かりません。
撮られている可能性を感じた場合は、
撮られたくない部分を隠すようにしましょう。
●やり過ぎによって他の重要なことができなくなる
時間をかけすぎることによって、
他にやるべき重要なことができなくなります。
これは他のゲームでも同じことですが、
ポケモンGOはより熱中してしまう要素が多いため、
そのリスクは非常に高いといえるでしょう。
1日にポケモンGOを行う時間を決めておくとか、
他にやるべきことを終わらせてから行うなど、
制限を設けて行うようにしましょう。
<特に女性>
●女性や子供の深夜徘徊(強盗、暴行など)
深夜の徘徊は、犯罪に巻き込まれるケースが多いもの。
特に女性や子供は力が弱いため、
強盗、暴行などのリスクが高いといえます。
深夜徘徊は行わないのはもちろん、
日没後に1人で徘徊するのは避けましょう。
●ストーカー行為に悪用される(ナンパ、声がけなど)
ポケモンGOを行っていると思われる人に、
情報交換のフリをして話しかけてくる人がいます。
特に男性が女性に対して話しかけてくる場合は、
ナンパなどの下心がある場合は多いもの。
一度気を許して仲良くなってしまうと、
ストーカーなどの被害に合う恐れがあるので、
安易に話しに乗らないようにしましょう。