5)SNS投稿で人気が出る3つのコツ

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SNSに投稿するときに気をつけるポイントがあります。

本書で既に説明した、
法律・倫理面に気を配るのはもちろんですが、ここでは
人気が出る
という意味での3つのコツをお伝えします。

・国語
最低限の国語力は必要です。

何が書いているか意味がわからないとか、
誤字脱字だらけですと、読むほうが疲れてしまいますし、
とても内容が良いとは思われないでしょう。

特に、漢字や表現は
勘違いして使っている場合がよくあるので、
少しでも自信が無い場合は、調べてから書きましょう。

フェイスブックやツイッターに短文投稿する場合でしたら、
大抵は一度読んで終わりのフロー型なので、
あまり細かいことは気になりません。

しかし、ブログのような蓄積型で
一定の情報量が求められるものは、より注意が必要です。

ただここで言う国語力とは
決して高度なレベルが要求されるわけではありません。

多少文法的に間違っていても、
感情がこもっていてむしろ良い場合もありますし、
意味さえわかれば国語的な間違いをおおめに見る風潮もあります。

あくまで、意味がわからないとか、
信頼を無くしたりすることがないよう、
最低限の文章が必要ということです。

・見やすさと読みやすさ
SNS投稿において内容以外で最も重要なのが、
この見やすさと読みやすさです。

Web上の文字は印刷文字より読みにくくできています。

これは、Webのほうが解像度が悪いとか
発光していることによるものです。

ですから、Webの文章は印刷の文章より
読みやすいように気を遣う必要があります。

ところが、特に長文の投稿の場合には
これがほとんどできていない状態です。

通常のホームページですら、
非常に読みにくいものが大多数です。
これは、制作会社に任せるとデザイン性重視のために、
文字を小さめにしたり
バックに溶け込んだ色にする場合が多いからです。

そもそも読みやすさにあまり気を遣っていない
ということもあります。

無料ブログにしても、
ほとんどのテンプレートの文字が読みにくくなっています。

これらはいわば「デザイナー仕様」
読者仕様にはなっていないということです。

ですから、ブログのテンプレートを選ぶ場合には、
できるだけ文字が読みやすいものを選ぶか、
投稿のときに文字を大きくしたり
読みやすい色にする必要があります。

また、投稿の時に改行、空け行も重要です。

ブログやフェイスブックの投稿で時々あるのが、
文字がギッシリ詰まった状態になっていること。

文章全体の形が長方形になっているものです。

これですと、圧迫感を憶え通常は読んでもらえません。

改行を頻繁に行い、5~6行に1回程度は
段落ごとに空け行を行うようにしましょう。

1行の文字数に関しては印刷物であれば
35文字以上ということもありますが、
Webの場合は、もっと少なくする必要があります。

1行の文字数が多いと、
目の移動が大きくなり疲れますので、
多くても30文字以内にしてください。

そもそも一般的な大きさのスマホでは、
1行の文字数は22文字程度までが限界です。

それ以上多くなると文字が小さすぎます。

PCで見る場合は、
1行30文字程度まで問題ないものの、
スマホに変換された場合に、
意図しないところで改行されてしまうことにも
注意しなくてはなりません。

さらに読みやすく、
しかも印象深くするためには、
なるべく関連の写真を入れるようにしましょう。

フェイスブックでも投稿のときに写真を入れるのと、
文章だけの場合では反応が大きく違います。

・SEO
ブログ投稿の場合は、SEOにも気を配ってください。

SEOを意識するのとしないのとでは、
その後のアクセス数に大きな差が出ます。

SEOのノウハウは最低でも本1冊分はありますが、
ここでは分かりやすいようにごく簡略化してお伝えします。

まず上位表示したいキーワードを決めます。

「ダイエット」や「子育て」などのような
激戦キーワードは上位表示しにくいので、
「8時間ダイエットの感想」とか
「3歳の子育ての悩み」などの複合語にします。

狙うキーワードが決まったら、
それを必ずタイトルに入れると同時に、
本文の中にも最低1回は入れます。

文字数はだいたい1000文字以上書いた方が有利です。

ただし内容が薄くて文字数だけ多いのではいけません。

読者が面白いとか役に立つと思ってもらえる質の高い内容で、
ボリュームも多いのが理想です。

読者が最後まで読んでくれて、
再訪が増えたりアクセス数が増えたりすると
上位表示しやすくなります。

記事の最後には、次に読んで欲しい記事や
お勧め記事へのリンクを貼ります。

他に上位表示しやすくなる要因は、
多くの人に紹介されたりリンクを貼られて、
そこから多くのアクセスがあることです。

また、上位表示にはブログ全体の評価も影響しますので、
1ページだけ頑張るのではなく、
ブログ全体を質の高いものにしてください。