11)炎上対策

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11)炎上しないための対策

少なくともリアルで行わないことは、
ネットでも行わないようにしましょう。

匿名であっても本名で世界に発信する
と思って投稿する必要があります。

それを念頭に投稿時に次の3点に気をつけてください。

法律や倫理に抵触していないか

誰かが傷つかないか

・投稿した文章や写真がネット上に広く
そして永遠に残っても良いか

12)炎上が起こったしまったときの対策

投稿に対して複数の批判コメントが付いたら
警戒しなくてはなりません。

次の3点を念頭に置いてください。

・まずいと感じたら一旦投稿を削除する

心を込めて謝罪の投稿をする

・ひどい場合にはアカウント削除をする

また、批判的コメントに関して返事を行うのもやめましょう。

それまでは投稿内容そのものに対する批判だけだったものが、
今度は人格攻撃罵詈雑言に見舞われることになりかねません。

間違った内容が書かれている場合は、
反論したくなるものですが、
一度炎上して「加害者」にされた者は、
逆に「反省してない」と揚げ足を取られて
火に油を注ぐことになります。

コメント欄に書かれていることを
放置しているからといって、
内容を認めたことにはなりません。

いちいち返事をする義務はないわけですから。

13)ネットは特殊な空間である認識を持とう

ネットが国民に広く浸透しているとはいえ、
SNSを利用し投稿する人の
人数や年代などの属性は限られています。

だから、SNSでの世論は
国民全体を代表するものではありませんし、
テレビ等マスコミで語られる常識ともまた違います。

つまりSNSはSNSの特殊性があるのです。

あなたが、利用する場合に
その特殊性に見合う言動をしなくては、
炎上被害に遭う可能性があります。

以前だったら、
正義をふりかざすのはかっこわるい
と思われていました。

正義をふりかざすのは、
風紀委員か学級委員と相場は決まっていた。

だからださかった。

むしろ反社会的なことを言うほうが時代に合っていました。

しかし今は大きく流れが変わった。

時代の揺り戻しといっても良いでしょう。

反社会的なことや非倫理的なことを言うと、
世間から徹底的に叩かれます。

正義を正々堂々とふりかざすのが
むしろかっこいいように捉えられています。

だからネット上は昔でいう
風紀委員や学級委員が幅をきかせて、
アウトローの居場所がなくなったともいえるでしょう。

ただし、注意しなくてはいけないのは、
日本人の倫理感が以前より高まったわけではないということ。

単にネット言論空間が建前論的に倫理的になっただけ。

良い悪いは別にして、この現実を知っておく必要があります。