9)偽サイト詐欺と10)詐欺メール

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9)「超お買い得!」と
喜んだら偽サイト詐欺

偽サイト詐欺とは、
実在する通販サイトを模倣した偽サイトを作って、
激安価格を表示してだまそうとするものです。

偽の通販サイトは、
「Amazon」
「楽天市場」や
「Yahoo!ショッピング」
といった有名通販サイトの店舗や、
人気の通販サイトを騙るのが特徴です。

ロゴや商品写真、商品説明、会社概要まで
すべてコピーしてURL以外の見た目が本物と同じため
大手の通販サイトと信用してしまい騙されてしまいます。

「家電」や「コンピュータ」、「ブランド品」など、
人気があって販売価格が高い商品が狙われやすいので、
「激安」に釣られて痛い目に遭わないよう、
明らかに安過ぎる場合
偽サイトではないかをしっかり確認しましょう。

<対策>
信頼できる大手サイトのトップページから検索する
Amazon、楽天市場など大手サイトのトップページに行き、
そこから検索するようにしましょう。
次回以降のためにトップページをお気に入りに登録しておく。

検索結果や広告も信用しない
検索結果で表示されるサイトを信用しない。
また広告にも注意。検索サイトの広告に、
偽サイト・詐欺サイトが出たことがあります

住所・電話番号表記を確認する
必ず通販会社の住所・会社名・電話番号が
表記されているか確認すること。
また日本語がおかしいサイト、
極端に安いサイトは特に注意が必要です。
振込先も不自然ではないか確認します。
楽天市場では振込先が「楽天銀行 楽天市場支店」なはずです。

メールのリンクはクリックしない
偽サイトへ誘導するメール
フィッシングメール」も増えています。
メールにあるURLは不用意にクリックしないようにしましょう。

メールやサイトが本物かどうかを確かめることも重要ですが、
それ以前に
「検索は信用しない」
「メールは信用しない」と覚えて、
有名サイトのトップページをお気に入りに入れ、
そこから利用することをお勧めします。

ただし、これらにいくら気をつけていても、
完全になくすることは難しいもの。

Web上には、あなたの生活をめちゃくちゃに壊す
地雷」がたくさん埋まっているのです!

10)こんなメールは絶対に開くな!

現在のサイバー犯罪の中で、詐欺やウイルスの
被害に遭うきっかけが送られてきたメール
の場合が多くあります。

通常、メールを読むかどうか、ファイルを開くかどうかは、
送り先名や件名、本文で判断するものです。

そこに、あたかも
取引先や知人からのメール
のように書かれていると、
開封してしまうことになります。

送り先が誰だかわからない場合に
開かないようにするのは当然ですが、
たまたま特定の誰かと勘違いして
開いてしまう場合があるので、
注意しなくてはなりません。

サイバー犯罪者は、そこをうまく突いてきます。

実際にあったケースで、
開封してしまいやすいと思われる事例を示します。
以下、上から順番に「送り先名」「件名」そして「本文」です。

①資産管理部
<入金通知>100,000円の入金がありました。

②【本日中】振込か書留を選択してください。
11月19日(土)の13万円お渡しする件

③土曜日の16万円振込の件
【要確認】あなたの口座に16万円の入金があります。

④喜美子
【実行完了】振り込み終わりました。
6億円のキャッシュデータをあなたに入金しました。
振り込み完了しておりますので、お確かめください。

⑤Abcde@abcde.com
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