第3章: – 目次 –

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本章では詐欺以外のWeb犯罪を取り上げます。

Web犯罪には
犯すリスク」と
「犯される(被害者となる)リスク」
があります。
詐欺以外の個人の犯罪はどちらかというと
「犯すリスク」が高いので、これを中心に扱い、
法人が犯しやすい犯罪は、
「犯される(被害者となる)リスク」として扱います。

まだ倫理的な違反ぐらいであれば、
「犯罪者」となるわけではありませんが、
法律違反となると、問題の次元が変わります。

あなたは、
法律違反までは起こすわけない!」
と思っているかもしれませんが、
その考えは危険です。

ほとんどの人は法律の詳しい内容を知りません。

学校で習ったことがある人は
大学の法学部生ぐらいのものでしょうが、
その人にしても個々の法律の詳細まで知らないはずです。

だから、社会人になってしっかり腰をすえて
学ばなくてはならないものなのです。

<目次>

(以下1)~5)は個人(あなた)が犯しやすい犯罪)

1)名誉毀損はすぐ逮捕される!
(名誉毀損罪、侮辱罪)

2)「殺す!」はすぐに脅迫罪成立
(脅迫罪、偽計業務妨害罪)

3)他人のアカウント内をのぞき見したら
不正アクセス禁止法違反!?

4)他人の文章を安易に拝借すると著作権侵害

5)有名人だったら写真を撮って公開しても良いか?
プライバシー権、肖像権

(以下6)~12)はあなたが被害者になりやすい犯罪)

6)利用前にプライバシーポリシーを確認しよう!
個人情報保護法

7)効果がありそうに感じられる広告ほど要警戒!
医薬品医療機器等法

8)増える食品表示項目を活用しよう!
食品表示法

9)クーリング・オフはあなたの非常に強い味方!
特定商取引法

10)不適切な業者ほど言葉巧み!
景品表示法

11)ニセモノをつかまないための3箇条
不正競争防止法

12)送り先不明なメールは読まない、開封しない!
(特定電子メールの送信の適正化等に関する法律)

13)表示違反が多い衝撃の実態!!

14)今すぐ「エゴサーチ」を行って下さい!